なっこのうたひろば

音楽のある日々のことを綴ります。

もりのおくの音が好き

森や木の音ってなんかいいですよね。

あたたかくて、優しい音がする。

川があったら水の流れる音がして、さあさあ風が吹いていて、舞い降りた小鳥が鳴いたりする。

ぼおーっと森のなかで過ごしてみるのもいいかも。そんなことを考えます。

自然の音。それはきっと生まれる前から遺伝子に刻まれたひとのリズムで、生まれ持った音楽なんじゃないかしら。

ASMRも、森や雨の環境音が人気だったりしますよね。きっとそういう音を聴くと落ちつくように身体はできてる。

 

「もりのおく」という歌があります。NHKピタゴラスイッチで昔放送されていた曲で、わたしも小さいころよく聴いていました。

つながりうた、もりのおく、というコールで始まるこの歌は、ほんとうに森のなかをてくてく歩いているようなテンポ感で進みます。

ところどころで小鳥の鳴き声や、キツツキが木をつつく音がしたり、歌詞が全部しりとりになっていたり。遊びごころたっぷりなところが本当に魅力的!

 

わたしはそんな"もりのおく"に、明日から働きに行ってきます。とある場所で住み込みのバイトなんです。はじめての体験で、不安や期待でいっぱい。けれど森の音を聴いて、自然のパワーをたっぷりもらえたらいいな!

 

すきっぷするみたいに生きていたいよ

毎日悩んだり、落ち込んだりする。

それでも嬉しいことがあったり、美味しいものを食べたりすれば、こころはウキウキする。

みんなで集まって歌えばたのしい!とてもシンプルでかけがえのないこと。そういう風に人はできてる。


カンタービレ、という言葉は、歌うように…という意味だ。

歌うように、風にのって羽ばたくように、タンゴを踊るように、すきっぷするように、そんなふうに生きていたい。

 

こころのおもむくままに。感情の動くほうへ、ワクワクするほうへ。

自由がないと思っていたのは、わたしがわたしを縛っていたからで、本当はわたしを縛るものなんてなにもなかった。どこへも行けないと、思い込んでいたのはわたし自身で、とっくに鎖は解けていた。

本当はもう、自分の足で、羽を生やして、どこへでも飛んでゆけるのだ。

 

すきっぷしたままどこかへふわふわ飛んでゆきたい。

そうしてたどり着いた先にはきっと、笑顔いっぱいあふれるような、なんだかくだらなくて笑えるような、素敵な未来が待ってる気がするのだ。

歌うことと暮らすことと

わたしは歌が好きで、Twitterに載せてみようと思いたち、はじめたのがちょうど1ヶ月ほど前のこと。 

なっこ (@nakokko5) / X

いろいろと、まだへたっぴなのはご愛嬌で、聴いてもらえたらうれしいです。最近は投稿をサボり気味だけれど、ゆったりしたペースでまた始めたいなあ、と思っています。しっかりギターは毎日練習中だから、もう少し良い演奏を載せられるようになるんじゃないかしら。

歌うのもギターを弾くのも、毎日、誰に言われるともなくやっていることだから、きっと続けられると思うのです。

 

さて、わたしはアコースティックな音楽が好きで、よく聴いています。アコギの音色と声のハーモニーが好きなんです。

たとえばハンバートハンバート。アコギで、夫婦ふたりで弾き語っているユニット。それだけで魅力的なのに、すごいのは、本当に女声の声が綺麗なんです!びっくりするほど嫌な音のない声で、気持ちいい。やさしい気持ちになれる歌詞も多くて大好きです。

あとは、The Petersens。偶然YouTubeで見つけたアメリカのアコースティックバンドで、楽曲のカバーを家族で演奏をしているひとたち。みんな歌声がすてきで、多彩な楽器のアレンジも楽しくて、聴けば聴くほど癖になる。日本でライブやってくれないかなあ、と願っているバンドです。

 

こうして書いていて思うのは、"夫婦"や"家族"みたいな、人間関係の一番小さくてぎゅっと密度の濃いところで、音楽を紡ぎながら生活をしてるひとっていいな、ということ。

音楽をすることが、暮らすことと一緒になっているようなひとたち。

そんな生き方に憧れるし、そんなひとたちの紡ぐ音楽にも、強く惹かれてしまいます。

わたしも、ぴったりしっくりくる音楽仲間に出会えたりしないかしら。と夢見ているのは内緒です。

声はみんなそれぞれ色づいてる

声を聞くと、その人の体が何となくわかる気がするんです。

息の流れや、体の力み。それがそのまんま、声の音色に表れてくる。

だから本当に美しい歌声を聴くと、震えます。

その人の体と自分の体がリンクして、自分の体まで整っていくような、そんな感覚。

美しい歌声には浄化作用があるんじゃないかしら、なんて考えたりします。

 

とくに、ライブで圧倒的な演奏を聴くと、本当に人の声はすごい、と思わされます。

倍音、というものがあって、それが人の声には含まれています。

メロディとして歌っている音の上で、その周波数の2倍、3倍……の音が、いくつも鳴っているんです。

その組み合わせは人それぞれ違っています。

だからみんな違う声になる。

 

たっくさんの倍音が含まれた歌声は、生で聴くと体がふわふわしてきて、それこそ、歌のパワーだなあ、と思うのです。

CDや音源では味わえない感動や、ライブ感がそこにはあります。

もっとたくさんライブに行きたい、そんなことを思うのでした。

お母さん、わたしゆずになりたい

横浜Kアリーナこけら落とし公演、YUZU SPECIAL LIVE 2023 HIBIKI。世界最大級のアリーナのド真ん中で、JPOPのド真ん中を走り続けてきた二人が演じる、それはもう最高級のエンターテイメント。すごかった。最高だった。そんな言葉しか出てこない。

 

わたしがゆずと出会ったのは小学生のころだ。

親がCDを借りてきて、なんとなく存在を知った。けれどずっとファンとして曲を聴いてきたわけではなく、繰り返し聴き込んだアルバムは2枚ほど。それ以外の曲は有名なものしか知らない。

 

それでも、「ゆず」というのは、わたしのこころの真ん中にあった。

紅白に出ていればテレビの前を陣取った。卒業式でも栄光の架橋を歌ったのを覚えている。家族でドライブするときは、いつもBGMにしていた。

「JPOPのスタンダードはこれなんだ」と思っていたし、いつでも帰ってこれる心のふるさとのような、そんな場所だった。

ゆずはいつもシンプルで、淀みなく、明るく素直で、まっすぐに愛を伝えてくれる。なんとなくそんなイメージ。

それが昨日、ライブを見て、はっきりした。「ゆず」が与えてくれるのは、ハッピーであたたかくて強くて優しい、エネルギッシュな生命力なのだ。

 

感動が止まらなかった。開演後すぐ演奏された「ヒカレ」、弾き語りステージのまっすぐな歌声。"故郷"と"音楽"の文字が重なって「響」という文字になる演出には鳥肌が立った。

次いで繰り出されるメドレーは、「あ、これメドレーだ」と気づくころにはその世界に引き込まれていて、平和を願うこころに胸を打たれた。

ロボットがキャラクターとして登場する"HIBIKI PARTY"では、そのサウンドの熱量はもちろん、踊ったり走り回ったり、こっちまで叫び出したくなるみたいなエネルギーがあった。

ゆずははじまりかけた秋を一瞬で夏に戻してしまう。観客のコールアンドレスポンスで爆発的な盛り上がりを見せた「夏色」は、まちがいなく二人の代表曲で、みんなの大好きな曲で、楽しい気持ちが会場から溢れていた。

そして終演後、アンコール。美しき栄光の架橋。みんなで一番を歌って、泣きそうになって、ゆずの二人の歌声にまた泣いた。気づけば2時間半が経っていた。

 

わたしは公演中ずっと、演奏を聴きながら、「ゆずになりたい」、と思っていた。

正確には、あれだけのエネルギーを、たくさんの人に届けられる人になりたい。音楽が好きだ。どんな形でもいい、笑顔を届けたい。夢物語でも、夢が見られるならいいなと思った。

 

帰り道、母親に「わたし、ゆずになりたい」と言ってみた。母は少し笑って、「あんた、小1のころ言ってたわよ。『わたし目立ちたくてしかたがないんだよね』って」。

なんだそのマセた小1は、と思った。それに「ゆずになりたい」っていうのは「目立ちたい」っていうのとは少し違うんだけど。

でもまあいいや、と思ってわたしは足取り軽く歩みを進めた。

目立ちたくてしかたなかったらしい小1のわたしよ、あながち人間の本質は変わらないのかもしれない。あの大きなステージの真ん中で、たったふたり、ギターをかき鳴らすゆずの姿に、わたしは憧れたのだから。

光の方へ、涙が出ちゃうんだよ

シンガーソングライター・カネコアヤノは、本当に不思議な存在で、歌声も楽曲も唯一無二!

そんな彼女の、等身大のようで神聖に輝く楽曲が、「光の方へ」。

 

youtu.be

光の方へ

光の方へ

  • カネコアヤノ
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

 

もうね、本当になんか涙が出てきちゃうのです。聴いてても歌ってても。

まず彼女は声が独特で、明るく軽く歌ったと思ったらちょっとエッジを効かせて胸に迫ってくる。はじめて聞いた時は、クレヨンしんちゃんしんのすけみたいな声だなあと思ったものです笑

それが個性的で、聞けば聞くほど癖になる。不思議だー。

 

キラキラした音色も特徴的だなあって、思います。「光の方へ」。

このタイトルのまんま、曲が光ってる。

 

たくさん抱えていたい、次の夏には好きな人連れて、月までバカンスしたい。

馬鹿馬鹿しいようで切実な。好きな人と月までバカンスできたら、そりゃ楽しいったらないでしょう!

 

壮大なスケールなのに、この曲の主人公は「靴のかかと踏んで歩くことが好き」とか、小さな日常を愛してる。「隙間からこぼれ落ちないようにするのは苦しい」、そんな世界で生きながら、好きな人とのバカンスを思い描いてる。

 

誰にだってある日常と、光の方へ向かいたい祈りが、この曲には込められている気がする。だから、泣けちゃうんだなあ。わたしも光の方へ行きたいよ。カネコアヤノ、すごいシンガーだ。

 

音楽が好き。ブログをはじめました

こんにちは!なっこです。

 

わたしはわたしの大好きな音楽のことを、言葉にしたいなあと思っています!

最近は毎日、サークルでうたを歌ったり、ギターを弾いたりするのが楽しい日々です。

 

うたのことやギターのことを考えるのはとっても楽しくて、好きな音楽を聴いていると、踊り出すような気持ちになる。そんなワクワクした気持ちで、いつか人前で弾き語りをするのが夢です。

 

よく聴いている音楽は、J-POP、R&B、ジャズ。アコースティックな音楽にはとりわけ心が惹かれます。好きなアーティストの魅力もいつか記事にしたいです!星野源や米津玄師、ハンバートハンバート、中村佳穂、The Petersens……たっくさんいます。

 

さて、今日はギターの話。

わたしはギターは初心者で、まだまだひよっこ、鬼門と言われるFコードが鳴らせるようになったばかりです。

でも、鳴らせるようになってからとても楽しくなった!

弾き語りができる。それだけで世界がパーーッと広がるようでした。

 

歌いながら、ギターの音色に身も心も委ねる。かき鳴らした弦が振動して、音が響きあって、キラキラした倍音が鳴って降り注ぐ。本当に心地いいです。

こういうの幸せって言うんだなあ。

わたしは人見知りで、どこに行っても緊張してしまうから、ただただ音に身を任せてリラックスする瞬間は特別です。

 

うたが、音楽があって良かったなあ、と心から思う。

これからもっともっと楽しみたい!

そんな日々を過ごしています。

 

このブログをどんな場所にしていくか、これから音楽も書くことも楽しみながら、考えていこうと思います!